筑波秋の8耐レポート
先日開催された筑波秋の8耐に参加してきました!
筑波8耐とは?
茨城県にある筑波サーキットを走るレースで、4時間、8時間耐久とそれぞれ走行時間を選択でき、団体戦(3人~6人まで)で走ります。
公式ホームページ 筑波8耐 JCCERC
今回は20名(5チーム)で参加致しました。
レース当日はまずはテントの場所取りから始まります。
筑波8耐では時間が長いため、走行している以外の選手の休憩所は自分達で確保し、補給食や着替え、テント、イスなども各自で用意します。
一通りの準備が終わるといよいよレーススタート。
基本的には1人のライダーしか走る事が出来ないので、残りのメンバーは待機やサポートに回ります。
ライダー交代時はピットにて行い、その際に計測チップを次のライダーへと渡すリレー方式です。
一人の走れる人が長く走るという事はなく、交代によるピット回数は最低15回というルールがあるので、ライダーの交代のタイミングや順番などチームによって予め決めておく必要があります。
リレーなどの団体競技の目玉でもある『バトン(チップ)をつなぐ事』が、この筑波8耐の醍醐味。
走っていないメンバーは走行中のライダーを応援しサポート致します。
みんなで一致団結し、目標に向かって走る。これも団体競技の良さですね。
そして筑波8耐の良い所はなんといってもサーキットをスポーツバイクで走れるという事。
路面は綺麗に整備されており、コーナーリングもバンクがかかっているので普段走っている公道では体験できない走りをすることが出来ます。
また、一人で走行している時ではなかなか出せないスピードが体感出来る集団走行によるドラフティング効果も魅力的。
スピードが速めのトレインもあれば、ゆっくりめのトレインもあるので、自分の脚力に見合った集団で走る事が出来ます。
ただし、サーキット内はおよそ300人ものライダーが走っているので少なからず、集団走行の経験がある事が必要になってきます。
より安全に、より楽しくサーキットを走るためにも集団走行についてのスキルは身につけましょう。
今回は天気予報通り、途中豪雨に見舞われましたが、雨によるスリップを防ぐためにも空気圧を落とし、グリップ性能を上げるなどの対策を行います。
8時間の長丁場の中では、こうした天候など状況にも臨機応変に対応しなければならなりません。
そして、レース終盤になると、ライダー達にも疲れが見え始めますが、チームの仲間たちと声を掛け合い、助け合いながら8時間完走を目指します。
ヒルクライムやロングライドなどの競技はレース中には、こういった『仲間を鼓舞する』ということは出来ません。
夕暮れも近づいてくるレース終了30分前になるとピットは閉鎖され、最終ライダーが残りの30分を走り切ります。
チームのメンバーもピットの外に出て、サーキットに一番近い所で応援します。
そして、8時間を終えると最終ライダー達によるウィニングラン。
8時間を仲間と共に走り切ったからこそある感動がそこにはあります。
レースを終えた後は互いを称え合い、チームメイトやサポートしてくれた仲間への感謝の気持ちでいっぱいになります。
そして、こういった団体競技でしか味わえない良さが筑波8耐にはあります。
チームで順位を目指すのも良し、ファンライドで参加するも良し、スポーツバイクの楽しみ方同様に、筑波8耐の楽しみ方もそれぞれです。
また来年も、この素晴らしいイベントにサイクリストの皆さんと参加したいと思います!
【現在参加受付中のイベントはこちらをご覧ください】
詳細は下記の記事をクリックしてください。
shiraishimasaya.hatenablog.com
shiraishimasaya.hatenablog.com
shiraishimasaya.hatenablog.com
好きな格言
『やってやれないことはない。やらずにできるわけがない。』
by 斎藤一人
最後まで読んで頂きありがとうございました。